現代人は、食生活の影響やストレスを溜めやすい傾向にあるため、体内の血液循環が悪く、「冷え性」の人が多いようです。
ホットヨガは、ヨガ特有のリラックス効果で自律神経のバランスを整えてくれます。また、程よい有酸素運動で、筋肉量も増やせます。
体の深部から温まるので、冷えにくい身体をつくることができ、冷え性に悩む方には、画期的なエクササイズなのです。
ホットヨガは、運動能力も問わず、年齢や体力にも関係なく、マイペースでできるのが、人気の理由だと思います。
冷え性は、体の黄色信号です。体が何らかの形でサインをだしているのです。
冷え性をほって置くと、さまざまな病気を引き起こしたり、怪我や心の病などにも発展しかねません。
ストレスが溜まりやすかったり、生活が不規則だったり、知らず知らずに自律神経のバランスが乱れている事があります。交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまっているためにおこります。
また運動不足気味の方も冷え症になりやすくなります。
家から職場までの往復であまり歩かないとか、移動は車が多い方、日常的に運動をしていない方等が当てはまります。
特に女性は、男性よりも元々筋肉量が少ないため、冷え性が多いのです。
血液は、心臓のポンプの力とそれを補佐する筋肉の力によって、体のすみずみに送られるわけですが、その力が弱くてきちんと送られていないためです。
低血圧は、まさにこのポンプ力が弱いためですが、もともとの体質だからとあきらめないで、改善することができます。
まさに、ストレスと運動不足が重なっておこる、私のような冷え性タイプの女性は多いと思います。
こういった症状を持っている方にホットヨガは最適と言えるでしょう。
ホットヨガが、他のヨガと大きく違う特徴は、スタジオの環境です。
スタジオ内を、常に高温高湿度で保ちます。室温は38度~40度、湿度は55%~65%程度で、インドの環境を再現しています。
スタジオを温める設備は、ほとんどがストーブを複数使用しています。他には業務用ヒーターや岩盤浴等で使う岩盤や、サウナ設備、赤外線パネルなどを使用しているところもあります。
また、湿度を保つために家庭用加湿器を数台つけているところや、業務用加湿器などを使用しているスタジオなど環境設備も様々です。
また、「ホットヨガ」にも様々な種類があり、総称して「ホットヨガ」と呼んでいるようです。
ホットヨガレッスンは、60分~90分間で、途中何度も水分補給をしながら、ヨガを行ないます。
内容は、呼吸→ウォーミングアップ→ポーズ→リラックス→呼吸・瞑想の構成で、ポーズはだいたい26ポーズ~30ポーズ位のところが多いようです。
立って行なうポーズ、座って行なうポーズ、寝ながら行なうポーズなどがあり、パワーポーズ、リラックスポーズ、ねじりのポーズ、そりのポーズなど、体を鍛えるところや緩ませるところ、刺激を加えるところなどに、効果があるように作られています。
ヨガのポーズには、それぞれ名前(サンスクリット語も)があり、どこのホットヨガスタジオでもポーズ名が同じであれば、ポーズの作り方は同様です。
ただ、ホットヨガスタジオによって、構成・ポーズの組み合わせなどが異なるので、それぞれの個性やコンセプトに違いがあるようです。
ホットヨガは、高温高湿度の中で、運動を行なうため、大量の汗をかきます。
汗は、血液を通して、体に溜まった余分なものや毛穴に詰まった汚れなども一緒に出してくれ、デトックス(解毒)効果があります。
汗をかくことにより、体から老廃物が排出されて、つやつやのお肌になるだけでなく、ストレス解消にも大変役立ちます。
室内が暖かい為、通常よりも関節や筋肉が柔らかくなり、ヨガが初めての人でもポーズが取りやすくなります。体の柔軟性がアップすると、普段の生活の中でも怪我をしにくくなります。
さらに、ヨガの基本である深い呼吸によって細胞のエネルギー源である酸素を体内に取り入れ、有酸素運動を行なうことで脂肪が燃焼しやすくなります。
深い呼吸でたくさん取り込んだ酸素は、血管の詰まりを流し、血流がよくなるので、温かくサラサラとした血液が流れるので、「冷え」を改善します。腰痛や肩こりにも優れた効果があります。
また、普段動かしていない筋肉をいろいろなポーズで動かすことで、全身にしなやかな筋肉がつき基礎代謝が高まります。心拍数も程よく上がり、体温が上がるのが早いので、ダイエットにも効果を発揮します。
共通してヨガ呼吸は、自律神経に働きかけるので、特に思春期や更年期、産前産後など、ホルモンバランスが乱れやすいときも効果的です。
普段でも自律神経が正常な状態を保つことで、免疫力が上がり、風邪やアレルギーにも強く、丈夫な体になります。
しかし、一方でホットヨガでは、レッスン中にたくさん水を飲みますが、大量の水分摂取により、ミネラル不足になる方もいます。
急激に大量の汗をかくと、ミネラル分が不足して、体液の浸透圧が一時的に低くなり、頭痛や吐き気を起こす方がまれにいらっしゃいます。
特に夏場のホットヨガは通常よりも汗をたくさんかきますので、注意が必要です。この時期は、塩分も取れるように塩飴や梅干しを食べたり、吸収の良いスポーツドリンクを水で薄めて飲むなど、工夫をするとよいでしょう。